ビルトインガレージが欲しい!
こんにちは!アルキプラス建築事務所です。
今回は車好きさんには気になるビルトインガレージについてのご質問にお答えします🚙
Q:車が好きなので、趣味の手入れもしやすそうで雨風に晒されないビルトインガレージに憧れています。導入する時に考慮すべき点やデメリットはありますか?
A :車好きには憧れですねぇ。
まず、ガレージの種類を考えてみましょう。
①屋根なし
1-1. 屋根なし、床舗装なし ※さすがに土のままだと厳しいので、防草シート+砕石敷くらいだと良い◎
1-2. 屋根なし、床舗装あり ※コンクリートorアスファルト 一般的に住宅だとコンクリートが◎
②カーポートあり
2-1. カーポートあり、床舗装なし(防草シート+砕石敷)
2-2. カーポートあり、床舗装あり
最近はカーポートでも素敵な商品が結構出てきてます。
③側面壁付カーポート
半屋外で屋根だけのものに比べると、側面壁付は随分と車にとって良い環境になります。
④開放的なビルトインガレージ
⑤建具付きのビルトインガレージ
以上のようなパターンが考えられます。
では、どのような点を検討したら良い?
■コストについて
わかりやすく言えば、囲えば囲うほどコストはかかります。
その分、車には優しい空間が出来上がります。このあたりは全体予算との調整になるかと思います。
ただ、新築当時にできなくても後でできることもあります。
・①屋根なし に ②カーポート や ③側壁付カーポート を設置
・④開放的なビルトインガレージ に ⑤のように 壁や建具 を設置
将来的な変更可能なことも十分に検討しておいてはいかがでしょうか?
■気を付けておくこと
・換気
ビルトインガレージ内は、車の排気ガスや湿気が溜まる可能性があるため、換気を考慮する必要があります。
・床面の素材
車を駐車する場所は、床面の素材にも注意が必要です。
タイヤの摩耗や油汚れに強い素材を使用することで、床面のメンテナンスを簡単にすることができます。
・水はけの確保
駐車場は、雨水や雪が溜まる可能性があるため、水はけを確保することが大切です。
勾配をつけたり、排水溝を設置することで、雨水や雪が駐車スペースに溜まることを防止することができます。
・車のサイズに合わせたスペースを確保する
車の幅、長さ、高さなどを考慮し、車を駐車するスペースが十分確保できるように設計する必要があります。
・照明を設置する
夜間や早朝に車を利用する際には、照明が必要です。駐車場に照明を設置することで、安全性を確保することができます。
快適なくらしと愛車のためにどのようにするのが良いか、ぜひ専門家に相談しながら十分に検討されてくださいね。
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