檜風呂をつくりたい!

こんにちは!アルキプラス建築事務所です。

今回は檜風呂を我が家に!というご相談にお答えします。

 

Q:檜の香りが大好きで、バスルームは檜風呂を取り入れたいと思っています。個人宅で浴槽を檜にする事は可能でしょうか? 検討すべきポイント等あれば教えてください。

 

バスルーム、一日の疲れをとるために是非ともこだわりたいところですね。

バスルームは、法的な制限も少なく、とても自由度が高い空間です。

ご質問のように、檜の浴槽を使ったり、タイル張りにしたり、大きな窓を設けて窓を開けると半露天のようなバスルームも可能です。

 

ただ、現状ではシステムバスが主流になっています。理由としては金額的なことも大きいですが、

それ以上に以下の2点が大きいと思います。

・断熱性:システムバス以外の場合、冬の寒さが厳しい。床暖房を検討すべき

・メンテナンス性:タイルの場合は目地汚れ、檜のような木製の場合はカビや腐食対策

 

それでも、檜風呂!!って場合には、断熱性・メンテナンス性を十分に考える必要があります。

・木部(浴槽や壁の仕上)の通気をしっかり確保すること

特に裏側の通気をしっかりと確保しておかないと、カビや腐食のリスクは上がります。

・断熱性能と同時に冬季の寒さ対策についてしっかりと考えておくこと

床は石やタイルを貼って床暖房を入れておいた方が良いです。

断熱性能については上述の通気と相反する部分もありますので、家全体を断熱することを考える必要があります。

・急激な乾燥を防ぐため、浴室乾燥機はやめておく

 

本当に気持ちの良いバスルームにするには、手間も知恵もお金もかかります。

ただ、それ以上の満足感を味わうことができるはずです。

 


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