ラップルコンクリート・捨コン
■ラップルコンクリートと捨コンの打設を行いました。
ラップルコンクリートとは・・・基礎からその下の硬い地盤へ力が伝わるために打つコンクリートで一般的に言われている地盤改良や杭打ちの一種です。
今回は地盤の状態は非常に硬くそのままでも問題はないのですが、敷地ががけ地ということで万が一がけがくづれるようなことがあっても大丈夫なための工事です。(地盤が硬いために深く掘るのは非常に大変なようでした)
捨コンとは・・・建築では表に出ないものや、何かの下地、もしくは何かの準備のために使う材料(部材)のことを捨○○と言う言い方をします。捨コンとは基礎を打つ前にうつコンクリートで、基礎のコンクリートの水分が地面に吸い込まれるのを防いだり、墨だしをしやすくしたりするためのものです。(墨だしとは・・・言葉のとおり墨にて基準になる線を引くことです。大工さんの立派な墨壷をどこかで見たことがあるのでは・・・)
明日、墨だしを行い基礎の工事にかかります。