建築士会 中四国ブロック大会
■昨日、一昨日の二日間 呉に中四国9県の青年建築士、女性建築士が集まりました。先日書きました中四国ブロック大会です。
まず、1日目は各県の活動発表と講演会でした。なんといっても、みんな、若い!元気!!・・・・負けるわけにはいきません。
2日目は見学会で、私は旧呉鎮守府(現海上自衛隊呉地方総監部)を見学しました。ご存知の方はご存知だと思いますが。この施設は戦時中西日本の太平洋側を統轄していた施設だそうです。竣工は1907年・・・もう100年以上にもなります。
地震や戦災にもあい、何度か建て替えの声も上がったようですが地元の人々の愛が勝ち復元保存され、現在も海上自衛隊の施設として使われています。
戦争という我々の経験したことの無い出来事を超え・・・・戦争についても色々と考えさせられることがありましたが、何よりも100余年もの間愛し続けられている建築の設計者をうらやましく思いました。
私が建築を志した理由のひとつに、「自分より長生きしてくれる自分の子供のような、分身のような建築を造りたい」というのが有ります。100年以上愛し続けられれば幸せだろうなぁ。けど、愛し続けられないものは本物ではないんでしょうね。
しっかり、本物を目指します。
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