子供部屋って…あった方がいい?
こんにちは!アルキプラス建築事務所ブログ更新担当です。
今回は、建築Q&Aのコーナーです!
皆様から頂いたご質問に、弊社デザイナーがお答えいたします。
個別のご回答もしておりますので、ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
アルキプラス建築事務所のデザイナー
髙志 俊明 TAKASHI Toshiaki
代表取締役 管理建築士
詳しい略歴はabout usをご覧ください。
Q:小学生の子どもが3名いて、今は川の字に寝ています。 個室にした方が良いのでしょうか?
A:子供部屋は、誰が欲しがっているのでしょうか?
親が子供に子供部屋を与えることで満足しているってことが、意外と多いように感じています。
また、その子供部屋はいつから使うのでしょうか?
一般的に、子供部屋は小学校高学年~高校卒業まで程度しか使われていないのが現実です。
その上、使わなくなった子供部屋はどうなっているでしょう?結構な割合で物置と化しています。
そして、その物置には本当に必要なものが置かれているでしょうか??
現実では、別になくてもいいものが元子供部屋に置かれ、そのスペースを作るために要した費用の金利を払い続けている方も多いのではないでしょうか?
子供部屋は、必要な時に創ればよいと考えています。
部屋といっても、壁が天井まである必要もありません。子供のころを思い出してみてください。(特に元男子の方)
自分のまわりにいろんなものを並べて自分の部屋(基地)を作った経験があると思います。
それってもちろん天井まで壁があるわけでもないですが、きちんと自分のスペースだったのでは?
一般的に目線が隠れていれば自分のスペースとして成立します。
すなわち、小さい子供であればおもちゃ箱、小中学生であれば本棚、高校生では可動式のクローゼットの様なもので区切られていれば、
簡単に自分のスペースを作ることができるのです。
別の考えから…子供部屋を作るのに、生まれたばかりのお子さんがいるとしましょう。
新築同時に子供部屋を作っておいて、10年後から使い始める(実際にはその10年間で物置になってしまうことも多いかと…)のと、
10歳ごろになったお子さんが「ねぇねぇ自分の部屋が欲しいんだけど…」から始めて、
本人の考えや意見を踏まえた子供部屋(壁紙の色なんかを子供に選ばせてあげるのなんかもとてもいいですねぇ)を作る。
どちらがいいでしょうか?
使うお金を考えても、今50万円かけて作る部屋と10年後に同じく50万円かけて作る部屋とでは、
どちらがその時代に合った、いいものができるのでしょう?
本当に必要とする人・時期・目的を考えていく事が大切ですね。
同様のお悩みをお待ちの方がいらっしゃいましたら、じっくりとお話を聞かせてもらい一緒により良い方法を考えましょう。
お気軽にお問い合わせください。
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