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呉に出現、本格的岩盤浴!


南国リゾート「バリ」の空間で極上のリラクゼーションを

建設場所 広島県呉市中通
構造規模 鉄骨造4階建
改装面積 213.86㎡
岩盤浴床 18床(うちベンチ3床)
完成年月 2005年12月


設計にあたって

呉市中通にあるテナントビルを改装したものである。岩盤浴は北海道を中心に東京や各方面に徐々に普及しつつあるが、広島においては本格的な案件はいまだ非常に少ないのが現状である。

岩盤浴は客1人につき1回ごとに2時間単位のゆったりとした時間の提供が主目的の運営体系となることから、クライアントの要望は「バリをイメージした癒しの空間」というものであった。
岩盤浴室は間接照明を用いたり、植栽の配置などにより落ち着いた雰囲気の空間となるよう計画している。全体を通して与える印象はやわらかいものであり、配色もアースカラーを基調とし癒しの空間づくりに徹しており、お客様にくつろいでもらえる場をつくることに尽力している。
家具や什器はバリより直接取り寄せている。空間的な演出と本物の小物によりメリハリをコントロールすることによって、バリを連想させる空間となったのではないだろうか。
今後一般化していくであろう岩盤浴。呉市の中心というロケーションを活かし、癒しの場としての中心的な役割も担ってくれることを望む計画でもある。

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施工:(有)ファインテックス
撮影:野村 和慎

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