蜘蛛の糸

 ■「蜘蛛の糸」いわずとも知れた芥川龍之介の作品です。    ある方と話をしてて、蓮池の話になりふとこの物語を思い出し、読み直してみました。というか、今まで読んだことがあるつもりで居ただけで、きちんと読んだのは初めてかもしれません。  http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/92_14545.html  すごくビックリしたのは、なんとたった数ページしかないということです。こんなに短い文章にこれだけのことを盛り込める・・・すごい。  私が普段図面と言う手段で表現したいこと、伝えたいことをどれだけ伝えられているのか・・・  物語の主人公カンダタのとった行動はどうなのでしょう?結構素直な方かも・・・自分がカンダタだったら・・・皆さんどう思いますか?  少なくとも、カンダタは蜘蛛の糸という「チャンス」に気づいてそれを掴み登っていったんですよね。チャンスをきちんと分かり掴むことが出来る。その方が実は難しいことかも知れませんね。