広島を中心に建築設計監理を行っている建築設計事務所・建築家、有限会社アルキプラス建築事務所

今年、日本の住宅が変わります。

今年、日本の住宅が変わります!! つい先日、 6 月4日に「長期優良住宅普及促進法」が施行され、10月1日には「住宅瑕疵担保履行法」が施行されます。 では・・・・ 「長期優良住宅普及促進法」とは・・・ いわゆる「200年住宅」の普及を狙ったもので、 「長期優良住宅の普及の促進のため、構造躯体の劣化対策、耐震性、維持管理・更新の容易性、可変性、バリアフリー性、省エネルギー性の性能を有し、かつ、良好な景観の形成に配慮した居住環境や一定の住戸面積を有する住宅の建築計画及び一定の維持保全計画を策定して、所管行政庁に申請します。当該計画の認定を受けた住宅については、認定長期優良住宅建築等計画に基づき、建築及び維持保全を行うこととなります。」 この法律、皆さんどのようにお感じですか? 裏を返せば、今まで普及してきた住宅がいかに長期にわたった考え無しで建てられて、優良じゃなかった・・・・のではないかと思います。 一部の意見では、「200年住宅」をどこに建てるかが問題視されています。 国交省の説明によると少なくとも100年先までは少なくとも使い続けられるようになるようです。では、100年後の世界はどうなっているかが問題で、既存の(いままでの)優良じゃない住宅ばかりの団地は廃墟と化し、200年住宅だけが残る。そうなった場合にどういったことが考えられるか・・・・ 詳しくはこちらの記事をご覧ください。 ただ、単純に考えても今まで以上に良い住宅が増えてくることは間違いありません。 でも、本当に良い住宅ってどのようなものですか?これは、その住宅を建てる人、その住宅に住まう人の価値観、考え方、ライフスタイルによるものです。 簡単な基準に沿って建てられた住宅ではなかなか難しいと思います。 また、・・・・ 「住宅瑕疵担保履行法」とは・・・・ 姉歯事件を受けて、建物に瑕疵があった場合にその所有者である消費者をしっかりと保護しようといった観点から出来た法律です。 (実際に、姉歯事件によって被害を受けた方は、売主であるヒューザーがすでに無いので何の保証もされないまま、姉歯マンションが解体されてもローンは払っていかなければなりません。) 具体的には、住宅を建てる建設会社や、住宅を販売する不動産会社に、その住宅に対して何かあった場合の資力を確保するために、「保証金の供託」か「保険への加入」を義務付けたものです。 万が一、住宅に何か瑕疵があった場合にはその「保証金」か「保険」から費用がでるので、建設会社、不動産会社がなくなっていてもしっかりと保証されます。 この法律、皆さんどのようにお感じですか? 裏を返せば、いかに良くない住宅がこの世に多かったかということではないかと思います。 本当に安心して住める住宅を建てるには・・・しっかりとした考え方をもって、信頼できる設計者、施工者を選ぶことがまず1番だと思います。 この、2つの法律が今年施行されることによって、間違いなく、日本の住宅は変わることと思います。 いいほうに変わることを期待します。

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